男性の育休に取り組む ご当地イクメン&イクボス取り組み

群馬県 ご当地イクボスの取組

更新

群馬県では、セミナーや講演などを開催し、イクボスを積極的に推進しています。

「ぐんまのイクボス養成塾」を開催

群馬県では、県内の企業経営者・管理職向けに「ぐんまのイクボス養成塾」を開講し、県内の企業が従業員のワーク・ライフ・バランスを推進して、男女ともに働きやすい職場環境づくりを進めることを応援しています。
平成29年度は、少人数で行うワークショップ(2回)及び大規模講演会(1回)を開催しました。

日時:平成30年2月9日(金) 13時30分~16時00分

場所:マリエール高崎「ハンプトン」(高崎市飯塚町1361)

内容:
第1部
講演「カルビーの働き方改革について」
講師:カルビー株式会社 執行役員 人事総務本部 本部長 江木 忍 氏

第2部
事例発表
・有限会社 COCO-LO(平成28年度群馬県いきいきGカンパニー 群馬県知事賞受賞事業所)
・株式会社ジュンコーポレイション(平成27年度群馬県いきいきGカンパニー 群馬県奨励賞受賞事業所)
プロフェッショナル人材戦略拠点の事業説明と利用案内
・公益財団法人群馬県産業支援機構
群馬県プロフェッショナル人材戦略拠点
フラッグシップモデル事業 推進員 山内 弘夫 氏


第3部
パネルディスカッション「働きやすい職場環境づくりについて」
ファシリテーター
群馬県立女子大学 学長 小林 良江 氏
パネリスト
・カルビー株式会社 執行役員 人事総務本部 本部長 江木 忍 氏
・有限会社 COCO-LO ゼネラルマネージャー 深津 典子 氏
・株式会社ジュンコーポレイション 代表取締役 小板橋 義和 氏
・群馬県産業経済部労働政策課長

【参加者の声】
・各会社の働き方改革の話を聞くことができ、とても参考になりました。今後の活動に活かしたいと思います。
・「子育てお母さんの制約のある働き方のあざやかさ」江木氏共感しました。
・法律や行政からの要請である程度進む部分もあるので、いろいろな情報を発信して欲しい。
・イクボス養成も大事ですが、あまり女性に負担がかかる現状では、未婚女性が出産後にがんばらなければならないことに怖れを感じてしまうこともあると思います。仕事も家事も子育ても女性ががんばらないといけないという風潮を改める取組も合わせて必要だと思います。
具体的には未婚・既婚に限らず、男性の家事・子育てへの参加意識の向上のための啓蒙・教育を平行して行う必要があると思います。特に群馬のような地方都市では家事・育児=女性の仕事という認識が強い。このままでは女性が結婚・出産に前向きになれないと思います。

・業種、会社規模から(株)ジュンコーポレイション様の事例を目指したいと思いました。発表頂いた企業様すべてが「従業員にずっと働き続けてもらいたい」という考えで改革しているので、是非その精神を活かしたいです。
・自分の勤める職場にほこりを持てて、仕事が楽しい、職場が好きだと思ってもらえるような環境を目指している。現場の意見は聞いているが、時には思い切った方向転換も必要だと考えており、自社でも業務改革を始めたところである。 今日の講演内容を参考にしたい。

イクボス養成塾の様子イクボス養成塾の様子

ワークショップ開催結果

ワークショップ参加者には名刺サイズの「イクボス認定証」を発行しました。

平成29年度第2回ワークショップ開催結果

日時:平成30年2月6日(火) 13時30分~16時00分

場所:前橋商工会議所 3階「アイビー」(前橋市日吉町1-8-1)

講義内容:
(1)講師 安藤哲也氏
NPO法人ファザーリング・ジャパンのファウンダー/代表理事。
「イクボス・プロジェクト」(ロールモデルの発信、企業同盟づくり等)を通じ、「イクボス」の全国的な普及に携わっている。内閣府、厚生労働省等の各種委員会プロジェクトチームの委員等の公職を歴任。


(2)主な内容
「イクボス」に関する講演会
ワークショップ(グループに分かれてのロール・プレイング)
参加者によるイクボス宣言
イクボス宣言例(参加者から許可頂いたもののみ掲載しています)

・部下の手本となるワークライフバランスを自ら実践し、まず、私自身の業績の結果を出す。(まずは自分が変わる)
・押しつけるのではなく、ひとりひとりの話と状況を聞き、各人に合った働き方を一緒に考えます。自らライフを楽しみます。
・メンバーのライフを正しく知る。(話す時間をつくる。)いきいきと働く環境をつくる。自ら模範となる。家族と話をする。
・部下と話をする、ライフ情報の共有、部下とパートナーになる
・業務の無駄を省く(時間とコストを考える)、子育て・介護に時間を割いている人がいることを知る(学ぶ)
・ライフを充実する、趣味が仕事だった時代を終わりにする、部下の育児と自分の介護のバランスを考える
・仕事のやり過ぎを排除するため、業務を指示する際には、「□%の仕上がりで」と明確に伝えるようにします。
・プライベートの話題を共有できる環境づくりを頑張ります。
・いきいきできる活動を目指していく、能力の定着を図る
・部下のライフ情報を把握する、業務のムダを省き、自らも早く帰る!
・業務の属人化を無くす、働き方に合わせた環境づくりを進める
・自分自身が楽しく生活することで、部下から好かれる上司になる。


参加者:県内企業経営者、管理職等 計15名

【参加者の声】
・本日は参加させていただきありがとうございました。以前から安藤さんのお話を聞きたいと思っていましたが、実現して良かったです。安藤さんの話は分かりやすくかつ痛快で、そして何より何事も楽しんで取り組まれている様が印象に残りました。
・安藤講師のお話がハラ落ちでき、楽しく有意義なものでした。ありがとうございました。あとは直ちに何から実施するかです。
・まだまだ良く分かっていないので、また参加します。

ワークショップの様子ワークショップの様子

平成29年度第1回ワークショップ開催結果

日 時:平成29年9月13日(水) 13時30分~16時00分

場 所:前橋商工会議所 3階「アイビー」(前橋市日吉町1-8-1)

講義内容:
(1)講師 安藤哲也氏
NPO法人ファザーリング・ジャパンのファウンダー/代表理事。
「イクボス・プロジェクト」(ロールモデルの発信、企業同盟づくり等)を通じ、「イクボス」の全国的な普及に携わっている。
内閣府、厚生労働省等の各種委員会プロジェクトチームの委員等の公職を歴任。

(2)主な内容
「イクボス」に関する講演会
ワークショップ(グループに分かれてのロール・プレイング)
参加者によるイクボス宣言
イクボス宣言例(参加者から許可頂いたもののみ掲載しています)
・定時に帰れる環境を作る
・上司が部下の仕事、ライフを見られるようにする
・自分のワーク・ライフ・バランスを充実させる
・楽しんで仕事する
・「ワークのシェア」と「ライフのシェア」を進める


参加者:県内企業経営者、管理職等 計26名

【参加者の声】
・改めて働き方の違いを感じました。これから採用用件にも取り入れて人材を採用したいと思います。
・漠然と理解していたこと、考えていたことが明確になり、今後具体的なアクションが取れそうです。
・皆に、社会にとってより良い考え方を教わることができ、ありがたく感じました。ぜひ、この考え方を実践できるよう、努めていきます。
・大変参考になる講演でした。経営層への働きかけ、自らの率先垂範に覚悟を持って取り組むための勇気をいただきました。いい会社づくりにまい進します!!ありがとうございました。

講演の様子講演の様子

(担当)群馬県 産業経済部 労働政策課
○詳しくはこちら