男性の育休に取り組む ご当地イクメン&イクボス取り組み

東京都千代田区 ご当地イクメンの取組

更新

「第6回MIW祭り」を開催しました

10月6日に千代田区男女共同参画センターMIW(ミュウ)が主催する「第6回MIW祭り」が千代田区役所1階区民ホールで開催され、登録団体(※)「はたらきGUYS」が主催するトークイベントに「第17回イクメンの星」の広中秀俊さんが登壇し、男性の育休取得について課題やメリットやお話しいただきました。
※「男女共同参画社会を目指す」ことを活動目的とし、MIWに登録された団体

2018年10月6日 (土) 午前10時~11時

場所:千代田区役所1階区民ホール(九段下)

出演:大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科 専任講師 藤井 直子氏
   第17回「イクメンの星」 広中 秀俊氏
   はたらきGUYS 龍至 江梨子氏

内容:「ワーママ+イクメン=パワー ~ダイバーシティが職場を変える~」というタイトルで、大妻女子大学ライフデザイン学部の藤井直子先生と広中秀俊さんによるトークイベントが実施され、男性の育休が進まない背景や介護離職問題についてお話しいただきました。

①働き方改革関連法成立で何が変わる?
②日本企業特有の課題→多様な人材の活躍の大切さ
③多様な働き方、ダイバーシティ実現のために

・育児当事者である広中さんからは、社内で育休制度はあるものの、「風土」「マインド」がないことが男性の育休取得の障害になっているとの指摘がありました。また、若手・中堅層よりも経営者層の方が育休に対し肯定的、との経済同友会の調査も提示され、育休を取得するメリットとして、①人生が豊かになる、②妻のサポートができる、③仕事のムダが減る、前向きになるなど仕事への好影響を挙げました。
・藤井先生からは、介護離職について「離職者の6割が精神的・肉体的・経済的に辛い経験をしており、これからは両立をサポートすると共に、当事者に会社を辞めずに続けることの大切さを伝え、続けたいと思える企業作りも必要になる」とのご発言がありました。
・進行役の「はたらきGUYS」龍至さんは、「若手や中堅が思っているよりも、経営者は社員に対して生活の充実を望んでいることが分かった。会社の制度をさらに整えて風土や若手のマインドから変えていく必要があると感じた」と総括しました。

参加者:15名

【参加者の声】
・問題を解決する方法を社会で考える必要を感じた。
・制度を整えることは重要だが、絵にかいた餅にならないよう風土とマインドを強めていくことが必要だと思いました。
・風土づくりはやはり難しいが、どんどん広げていきたいと感じました。
・意識改革は時間がかかるものと思うが、小さな一歩ではあるが、進めていきたいと思います。

千代田区男女共同参画センターMIWは、今後も様々なイベントを開催予定です。
次回開催が決まり次第、お知らせいたします。
詳しくはこちら https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/danjo/miw/index.html

(担当)千代田区男女共同参画センターMIW
    TEL:03-5211-8845