男性の育休に取り組む ご当地イクメン&イクボス取り組み

広島県 ご当地イクメンの取組

更新

広島県では、積極的な男性の育児休業取得を推進しており、取得率が7.2%(平成24年度)を記録。複数の効く取組を継続的に実施したことが、男性の育児休業取得率向上に繋がっています。

1 全国に先駆け「育メン休暇促進キャンペーン」を実施(H22.4~25.3)

男性の育児休業等を「育メン休暇」と名づけ、育メン休暇を取得しやすい 職場や社会環境の実現を目指し、キャンペーンを3年間実施しました。
広島県内でのテレビ番組やラジオ放送とのタイアップのほか、 ホームページやポスター、事業主へのリーフレット配布など、 幅広く情報を発信しました。

2 全国初!「育メン休暇応援制度」(H22.4~)

男性労働者の育児休業取得に積極的に取り組む企業等を県が登録する制度です。
(正式名「広島県男性育児休業等促進宣言企業登録制度」)
男性の育児休業に特化した登録制度は都道府県で初の取組で、登録企業等には登録証を交付するとともに、県ホームページ等で広く広報し、育児休業の取得を後押ししています。 平成26年7月末時点で登録企業数が281社に到達しました。

3 「いきいきパパの育休奨励金」 (H22.4~)

男性の育児休業取得者のいる中小企業に対して一人当たり最大30万円の奨励金を支給。
男性の育児休業を取得しやすい職場環境の整備を支援するため、1週間以上の育児休業取得者のいる中小企業に対し、奨励金を支給しています。
平成26年7月末時点で支給件数が193件になりました。

4 イクメンを応援する企業経営者の同盟「イクメン企業同盟」

イクメンを応援する企業経営者の同盟「イクメン企業同盟」が平成26年3月25日(火)に発足しました。

イクメン企業同盟

同盟の趣旨

女性の社会参画を促進し,安心して仕事と子育てを両立できる環境を整備するためには,男性の育児参加が欠かせません。しかしながら,子育て期の男性の労働時間は長く,育児・家事時間は短いのが現状です。そこで,男性の育児参加を応援し,働き方の見直しに取り組む企業経営者で構成する「イクメン企業同盟(イクメンを応援する企業経営者の同盟)」を結成し,企業ぐるみでイクメンを増やす取組を加速するとともに,社会全体の男性の意識改革や行動変容を促すことにより,男性も積極的に育児に参加する社会をつくっていくことを目的に発足。

活動内容

・社会全体の男性の意識改革や行動変容を促すための活動
・自社のイクメン推進の取組紹介や県内企業への普及
・男性の育児休業取得を促進するための活動
・企業経営者の意識改革や職場の働き方の見直しを行うための広報活動など

メンバー

同盟の趣旨に賛同し,広く活動する意欲のある企業・法人経営者(子育て中か否かは問わない)。
メンバーは随時募集しています。

活動状況

(1)同盟の趣旨,活動のPR
①名刺,ピンバッチ
イクメン企業同盟を紹介する名刺やピンバッチを使い,
メンバーが他の企業経営者等へ同盟の紹介を行っています。

名刺ピンバッチ
  • 名刺
  • ピンバッジ

②ホームページ,フェイスブック
活動の様子や企業の取組事例などの情報を発信する同盟の
ホームページやフェイスブックを開設しています。

ホームページトップ画面facebookトップ画面
  • ホームページトップ画面
  • facebookトップ画面

③プロモーションビデオ
同盟ホームページで紹介しています。
メンバーが配布する名刺にかざしてAR動画としても活用しています。
シャレオのビジョン等で放映を予定しています。

イクメン企業同盟

④経営者の集まりでのキャラバン
メンバーが所属する経営者の集まり等で,同盟の紹介を行っています。

今後の活動

ひろしまイクメンサミット2014

と き:10月19日(日)13:30~16:40 ※父さん(10)育児(19)の日
ところ:サテライトキャンパスひろしま(広島市中区大手町1丁目5-3)
対 象:企業経営者,企業の人事労務担当者など
内 容:基調講演
蟹瀬誠一氏(国際ジャーナリスト・キャスター)
青野慶久氏(サイボウズ株式会社代表取締役)
パネルディスカッション
蟹瀬氏,青野氏,広島県知事,同盟メンバー
定 員:120名(先着)
広 報:メンバーから知人へ招待状を手交,同盟ホームページへの掲載
参加申込:メールまたはFAXで。詳細はホームページから。

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蟹瀬誠一氏
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青野慶久氏