男性の育休に取り組む ご当地イクメン&イクボス取り組み

秋田県 ご当地イクメンの取組

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「カジダン・イクメンのススメ」を開催しました!

秋田県にて、男性の家事・育児と仕事の両立を促進するためのセミナー「カジダン・イクメンのススメ」を、 7月27日(火) 、 9月28日(火)に開催しました。

企業の経営者や従業員等が参加し、グループワークでは一個人として家庭での役割について、話合うことが出来ました。また、女性の参加者も複数おり、業種や性別も越えて、堅苦しくなく和気あいあいとした雰囲気でした。講師自身の体験も随所で語られたことから、親しみが持てる温かい雰囲気の講座となりました。

講師の講演内容は非常に分かりやすく、男性が家事育児に参加することで、家庭でのメリット、夫婦の愛情バランス、社会的な影響など表やグラフを用いて伝えられました。
また、男性がカジダン・イクメンを推進することは、男性のワークライフバランスはもとより、女性の活躍に直結していくことであり、一つの家庭だけでなく、社会を変える大事な要素となることをお話しいただきました。

また、男性と女性の脳の違いについて、女性脳はマルチタスクで複数のことを同時にこなすことができ、男性脳はシングルタスクで1つに集中、追及することが得意である。仕事と家事育児を両立するには男性もシングルタスクからマルチタスクへ脳を改造する必要があり、家事育児をすることで疑似マルチタスク脳を強制発動させる。このような経験を積めば家庭だけでなく仕事への応用が可能になり、職場でも良い影響が出てくると話されていました。

日時:①2021年7月27日(火) 13時30分~15時
   ②2021年9月28日(火) 13時30分~15時
場所:①湯沢グランドホテル
   ②松與会館
   ※会場による対面とリモートによるオンラインとのハイブリットで講座を開催
主催:秋田県南部男女共同参画センター
講師:ファザーリングジャパン東北事務局長 本田正博 氏
参加者数:①23名(内オンライン参加4名)
     ②18名(内オンライン参加6名)

概要:
家庭の家事、育児はみんなでする時代です。カジダン(料理・洗濯・掃除などの家事を楽しんで積極的に取組む男性)、イクメン(子育てをする男性(メンズ))になることでどんなメリットがあるのか、参加者と一緒に考える講座を行いました。
講師講話の後、2回のグループワークを各15分ずつ行いました。グループワークでは、「我が家の家事」、「自分のワークライフバランス」を、それぞれ個人でシートに書き出し、4~6人のグループに分かれその内容を共有しました。シートに書き出すことで自分の日頃の行動が見える化され、共有することによって、周りの状況を知る事ができました。また、自分自身のワークライフバランスについて改めて考える機会にもなりました。
リモート参加者へは、事前にメールで資料を配布し、ブレイクアウトセッションで講師と情報共有を行いました。

参加者の声:
・男性の意識を変えることが女性の活躍にもつながっていくと思いました。
・わかりやすく聞きやすい内容で、とても良かったです。同世代のため、共感する部分が多かった。
・家事がどれくらいあるか確かめて、パートナーと適正に役割分担ができたらと思います。
・もっと多くの男性に聞いてほしい内容でした。夫婦で参加してもらうセミナーもいいと思います。
・近い将来、良好な夫婦関係を築くためにも出来る事から実践します。
・ワークライフバランスや自分が担当している家事や育児とゆっくり向き合う機会がなかったので、今回の講座を活かし家事育児を楽しみたいです。
・カジダン・イクメンが仕事上のスキルアップにつながることが勉強になりました。



(担当)
秋田県南部男女共同参画センター
TEL:0182-33-7018
Mail:sagec-7002@abelia.ocn.ne.jp
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