男性の育休に取り組む ご当地イクメン&イクボス取り組み

北海道千歳市 ご当地イクボスの取組

更新

北海道千歳市では、ワークライフバランス推進の一環として地域にイクボスを増やす先駆けとなる取組を行っています。

ワーク・ライフ・バランス推進の一環として、イクボスの取り組みを進めます。

平成29年1月4日、NPO法人ファザーリング・ジャパン 代表理事 安藤哲也氏を講師に招き、山口市長を始めとする特別職、幹部職員(部次長職)及び管理職(課長職)を対象とした「イクボス研修」を実施した後、出席者全員によるイクボス宣言を行いました。
平成29年1月31日には、1月4日のイクボス研修を踏まえ、各部局の長がオリジナルのイクボス宣言文を作成し、イクボス宣言を行いました。

今後は、部局長に異動があった都度、イクボス宣言を作成し、継続してイクボスの取り組みを進めます。

千歳市イクボス宣言の様子

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職員の積極的な育児参加のため、育児参加計画書を活用した上司との面談を行っています。

北海道千歳市では、職員の積極的な育児参加を推奨すべく、「育児参加計画書」を活用した取組を行っています。

男性職員は、配偶者の妊娠が判った後、育児参加計画書を作成、所属長に提出します。
所属長は、男性職員と面談を実施し、積極的に育児参加をするための休暇取得を促すと共に、スムーズかつ実現可能な業務調整を検討します。
面談の後、所属長は面談所見を加えた育児参加計画書を人事部門に提出し、人事部門と共有することで、人事管理上の必要な支援を行うことができるようにしてます。

男性職員の育児に関する休暇は、配偶者が出産するために入院する日から、出産後2週間までの間の中で2日間、「配偶者出産休暇」を取得可能。その他、「育児参加休暇」があり、配偶者の出産予定日6週間前から産後8週間までの間、1時間単位で、合計5日間取得可能です。
千歳市では、全ての男性職員がこれら二つの休暇を完全取得することを目指しています。

面談後に、当初計画書で予定した休暇期間に相違が生じた際には、改めて所属長と相談し、計画書を再提出することにより調整できます。

女性職員も、妊娠がわかった時点で育児参加計画書を作成し、上司と面談することで、不安なく産前産後休暇に入ることができるようにしています。
また、育児休業からの復職に当たっても、計画書を再提出し、面談を行うことで、復職時の不安を解消するようにしています。

育児参加に関する休暇が当たり前に取得できる風土醸成のために、各所属長に対し取組の内容を記載した手引き書や、フローの記載されたシンプルでわかりやすい紙面を共有し推進しています。

男性職員の育児参加計画書フロー