三重県 ご当地イクメンの取組
三重県では、平成26年度の県政の重点テーマとして少子化対策を掲げています。
このような中、第2子以降の出生に影響を及ぼすといわれている「男性の育児参画」、少子化対策の重要な項目の一つに位置付けて、機運の醸成等を図ります。
尚、三重県の鈴木英敬知事は、2年前に自ら育児休暇を取得した経験を有しています。
1 みえの育児男子プロジェクト
「子どもの生き抜く力を育てる『育児男子』」を育成することを「みえの育児男子プロジェクト」のポイントの一つに位置付けて、様々な取組を進めております。
①「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」( 11月23日(日) 実施)
子どもの成長を重視して、子育てに積極的に参画する「育児男子」が活躍するよう、育児中のステキな男性等を表彰する「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」を実施します。
②育児男子アドバイザーの養成
地域における男性の育児参画の普及を図るため、男性の育児参画を牽引できる人材を育成し、市町や企業等で育児男子アドバイザーとしてご活躍いただきます。
③企業への働きかけ
企業子宝率調査を実施し、その結果を公表することによって、子育てと仕事の両立を進めている企業の取組を水平展開し、県内の企業全体の少子化対策の推進を図ります。パタニティ・ハラスメント防止対策を企業経営者に働きかけます。
④事業主としての県庁の取組
県庁も事業主として、子育て等を行う職員を支援する管理職の姿勢を重視する「育ボス」の推進や、子育て支援の雰囲気づくりを目的とした「子ども参観(パパ、ママの職場を見学)」などを通して、県職員の育児休業の取得、育児参画の支援を行います。
※チラシのダウンロードはこちら(PDF)
2 ファザーリング全国フォーラムinみえの実施
「男性の育児参画」の機運醸成等のスタートイベントとして、平成26年6月27日~28日、「ファザーリング全国フォーラムinみえ」を四日市市文化会館で開催しました。
フォーラムでは、男性の育児参画の推進にかかる各種分科会、シンポジウム等が行われ、フィナーレでは、三重県知事と育児休暇を取得した県内の市長などとで「『みえの育児男子』推進三重県共同宣言」を行いました。
東海地方だけでなく、北は北海道から南は沖縄まで全国から参加があり、2日間で延べ約3,100名の参加がありました。