宮崎県 ご当地イクボスの取組
宮崎県でも少子化が進む原因の一つとして、女性の「仕事」と育児や介護などの「家庭」との両立に対する負担感が指摘されています。男性も仕事だけでなく家庭も大事にしたいという人が増えており、多様な価値観を持った従業員が意欲的に仕事ができるよう取り組んでいます。
みやざきイクボス宣言から1年 男性育児休暇取得率が2倍に増加
昨年、河野知事および県内全26市町村長が「みやざきイクボス宣言」を行いました。知事と県内すべての市町村長が同時に「イクボス」を宣言するのは全国で初めてで注目を浴びました。
それから1年が経ち、県がまとめた労働条件実態調査によりますと、男性の育児休暇の取得率は2014年度は3.4%。昨年度は、その2倍にあたる6.9%に増加しました。また県が推進している、仕事と家庭の両立応援を宣言している県内の事業所は2014年度末では501社でしたが、今年度に入り伸びを見せていて6月末現在、700社まで増えています。
仕事と家庭の両立応援宣言
企業・事業所のトップの方から、従業員が仕事と家庭の両立ができるような、「働きやすい職場づくり」の取組みを宣言してもらう制度。
宮崎県では、宣言企業・事業所を登録し、宣言書を交付します。
宣言に取り組むと様々なメリットがあります。
◎職場の活性化につながります!
◎イメージアップできます!
◎次世代法に基づく行動計画の公表先として活用できます!