企業のご担当者の方ご当地イクメン&イクボス取り組み

富山県 ご当地イクボスの取組

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「イクボス実践講座」を開催しています

富山県では、2017年7月に「イクボス企業同盟とやま」を設立し、多くの企業経営者等がイクボス宣言を実施しました。
イクボスによる働き方改革の実践を後押しするため、2018年度、県内企業の経営者、管理職等が自社の働き方に関する課題を共有し、イクボスとしての実践的・具体的な取組を学ぶ連続講座(全3回)を実施しています。

日時:第1回 2018年7月25日 (水) 13時30分~16時30分
   第2回 2018年9月28日 (金) 13時30分~16時30分
   第3回 2018年11月20日 (火) 15時00分~17時00分

場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」3階研修室(富山市)

講師:安藤 哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー/代表理事)

内容:
“イクボス普及の第一人者”安藤哲也氏を講師に招き、県内企業の管理職等を対象とした「イクボス実践講座」を実施しています。
第1回(7月25日)は、働き方改革の必要性や企業の成功事例等について講義を受け、意識改革や業務改革、ワーク・ライフ・バランス等、職場で実際に取り組む課題について整理するグループ討議を行いました。

第2回(9月28日)は、第1回講座からの約2か月間、受講者が各社で実践した働き方改革の取組を経過報告し、講師からフィードバックを受けました。
受講者からは、「管理職である自分自身が多忙で外出も多く、部下の相談に乗る時間が確保できない」「休暇を取ると同僚に迷惑がかかるのではと心配し、皆が休みづらいようだ」など様々な相談があり、講師は、普段から業務以外のコミュニケーションを心がけること、仕事を属人化させないことなど参加者1人1人にアドバイスをしました。同様の課題を抱える参加者もおり、悩みや課題、解決策を共有することができました。
また、「育児休業から復帰する部下と面談をするとき」「育児短時間勤務中の社員の同僚から不満を訴えられたとき」など具体的なケースを想定したロールプレイングを実施し、参加者同士で対応を評価しあうなど、より実践的な研修も実施しました。

第2回講座後、各企業で2ヶ月間イクボスを実践し、最終回(11月20日)には、各社の人事労務担当者を招いて、取組内容と成果を報告します。

参加者: 県内企業の管理職の社員等(組織のマネジメントを行う方) 17名

【参加者の声】
・少人数のグループワークでざっくばらんに意見交換することができ、皆さんが抱えている悩みを聞くことができた。イクボスの意義の理解が深まり、有意義な時間だった。
・部下が育休を取る場面を想定してのロールプレイは、難しいが実践的だった。
・他社の活動状況が分かり参考になった。自社の改善活動をどんどん進めたいと思う。
・自分の視点が狭いと感じた。同じ立場、環境にいる方たちと気持ちを吐露して共有し、先に進む意識を持つことに勇気が湧いた。



第3回は、 2018年11月20日 (火) 開催予定です。公開講座のため、講座参加者以外の方も見学できます。
詳しくはこちら
https://www.sunforte.or.jp/event/svEveDtl.aspx?servno=1014

(担当)富山県少子化対策・県民活躍課 女性活躍・働き方改革推進班
    TEL:076-444-3137

当サイトは、厚生労働省雇用環境・均等局の委託事業として
実施しているものです。